「結城友奈は勇者である」2期の可能性は?

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※各種データ・情報は更新日時点のものです。

最新情報

 第2期制作決定!!

2017年10月23日、みなとそふと10周年記念イベント『みなと魂』にて発表されました。

↑の発表映像の通り、「勇者部新五箇条」(=新プロジェクトについての発表)の残り2つが公表されました。

「勇者部新五箇条」

一、勇者部キャラクターソング制作決定
二、イラストノベル「乃木若葉は勇者である」連載開始
三、ライブイベント「満開祭り2」開催決定
四、「鷲尾須美は勇者である」アニメ制作決定!
五、「結城友奈は勇者である」続編制作決定!

どちらもTVシリーズ「結城友奈は勇者である」の第2期として放送されます。
前半(1~6話)が1期のスピンオフである「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-」、後半(話数不明)が1期の続編である「結城友奈は勇者である -勇者の章-」となるようです。
「鷲尾須美の章」は2017年3月に先行劇場上映を行うとのことですので、TV放映は2017年4月~6月期(2017年春アニメ)が濃厚でしょうか。

◎1期放送当時はなかなかの盛り上がりを見せたものの、それから2年以上の間が開いてしまったのが少し気がかりです。正直、コアなファンと電撃G’sマガジン読者以外はすっかり存在を忘れてたと思われ(^_^;) この手のオリジナルアニメはやはりストーリーが命。1期を超えるような衝撃の展開で、再び話題騒然の状態になることを期待をしたいところです。

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2期可能性の考察

※以下、新作エピソード制作決定前の記事です

総評

続編可能性 ★★★★

★5つが満点です。管理人の独断と偏見と期待に基づきます。

売上関係ではBD/DVDが累計平均で1万枚に迫り、オリジナルアニメとして成功したと言えるレベルです。

シリーズとしては、アニメ以外にもゲームからイラストノベル、コミック、インターネットラジオなど、現在進行形での幅広いメディアミックス展開を通じて、人気の維持・定着が図られている感じです。
ただし、二次創作等の状況を見る限り、そこまで裾野の広い人気ではないようです。

とはいえ、やはり残り3つの「新プロジェクト」発表が確約されているのは大きいです。そこに新規TVシリーズ制作が含まれる可能性は比較的高いでしょう。

売上関係

続編可能性 ★★★★

円盤(2期関係)

BD/DVD/CD 発売日 タイトル 売上枚数 最高順位 ランキング登場回数
BD/DVD 2014/12/17
(1巻)
「結城友奈は勇者である」 9,168
(全巻累計平均)
DVD 2015/9/9 「結城友奈は勇者である 勇者部活動報告 卒業旅行 DVD in 香川」
CD(シングル) 2014/11/5 【OP】「ホシトハナ」
讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
6,346 37 10
CD(シングル) 2014/11/19 【ED】「Aurora Days」
讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)
3,930 60 7
CD(アルバム) 2014/12/10  オリジナルサウンドトラック
CD(アルバム) 2015/2/25 ラジオCD
「結城友奈は勇者である 勇者部活動報告」Vol.1
CD(アルバム) 2015/5/20 ラジオCD
「結城友奈は勇者である 勇者部活動報告」Vol.2
CD(アルバム) 2015/7/22 ラジオCD
「結城友奈は勇者である 勇者部活動報告」Vol.3
CD(アルバム) 2016/3/2 キャラクターソングミニアルバム

その他

  • PS Vita 向けゲーム「結城友奈は勇者である 樹海の記憶」
    14,739枚(発売2ヶ月目累計)
    (電撃ジーズマガジン ドットコム:「ニュース」2015/5/15記事より)

人気度

続編可能性 ★★★☆☆

ニコニコ動画

項目 指標 数値 備考
公式動画 再生数 390,000+ 第1話
投稿動画 投稿動画数 900+ キーワード「結城友奈は勇者である」での検索ヒット数
生放送 来場者数 29,359 通常放送全話平均
生放送 コメント数 34,105 通常放送全話平均
生放送 アンケート「1」
(=とても良かった)の割合
85.00% 通常放送全話平均

その他

項目 指標 数値 備考
YouTube 投稿動画数 7,700+ キーワード「結城友奈は勇者である」での検索ヒット数
pixiv イラスト投稿数 3,000+ タグ「結城友奈は勇者である」
Twitter 公式アカウントフォロワー数 30,000+

キャラクター人気度

キャラクター ニコニコ動画 YouTube pixiv 備考
yuna 結城 友奈
50+ 7,900+ 1,000+ キャラ名が作品名に含まれるため数値誤差が大きいと思われます。
tohgo 東郷 美森 60+ 700+ 800+
fu 犬吠埼 風 50+ 1,600+ 400+
itsuki 犬吠埼 樹 60+ 700+ 400+
karin 三好 夏凜 40+ 1,000+ 500+ 「にぼっしー」の愛称が広く認知されてます。

※ニコニコ動画は「キャラ名(フルネーム)」での検索ヒット数(ただし友奈は「結城友奈」のタグ付き投稿数、夏凛は「にぼっしー」での検索ヒット数)です。
YouTubeは「キャラ名(友奈、東郷、風、樹、夏凛)」+「結城友奈は勇者である」での検索ヒット数です。なお、YouTubeの「結城友奈」検索ヒット数は作品全般の動画も含まれるため参考値となります。
pixivは「キャラ名(フルネーム)」タグ付投稿数です。

話題性

続編可能性 ★★★☆☆

一般メディア露出など
明るい雰囲気を前面に出した事前情報やPVの作り、それに対する実際のダークな設定・ストーリーとのギャップ、メインの女の子5人が苛酷な運命に立ち向かう等々・・・。魔法少女まどか☆マギカを彷彿とさせるものがあり、アニメ系メディア界隈では大きく取り上げられることが多かったと思います。

一方で、一部では(言い方は悪いですが)二番煎じと捉えられ、その結果まどマギほどのインパクトは与えられませんでした。

そんなこともあってか、一般メディアで取り上げられて広く認知されるレベルまでは達しませんでした。

流行語・ネタなど

  • 散華
    作中のキーとなる設定の一つ。

満開の後に必ずくる隠された勇者システムの機能。強大な力の代償。身体機能のうち、どれか一つが神樹への供物となる。
(公式webサイト内「用語辞典」より引用)

だいたいこれのせいでストーリーが憂鬱な方へと振り向けられたため、視聴者の印象に強く残る言葉となりました。あるいはトラウマ。
これ以降、他作品でも“大きな代償を払って目的達成を目指す”あるいは単に“花が散る”といった場面があると、視聴者の間で「散華」というコメントが広く見られるようになりました。

ストーリー関係

続編可能性 ★★★★☆

1期の終わり方
四国以外は全て滅びてしまった世界。
満開のたびに身体の機能、そして記憶までも失っていく勇者。
そんな現実に絶望した東郷さんは神樹様を破壊して人類全体と心中してしまおうとしました。
そして、なだれ込むバーテックスになお戦いを挑み続ける友奈に攻撃をします。
その東郷さんに対して友奈はパンチを浴びせ「絶対に忘れない!何があっても東郷さんのそばにいるよ!」と抱きしめます。東郷さんは「迷惑をかけてごめんなさい」と涙を流しました。

ここでようやく一緒にバーテックスに立ち向かった勇者部5人。散華を繰り返す友奈を中心に力を合わせ、ついにバーテックスを倒すことに成功しました。

戦いの後、神樹様に捧げた物が戻って来たのか、風・樹・夏凛が本編中に散華して失った身体機能はもちろん、東郷さんが鷲尾須美時代に喪失した両足の機能までも回復しました。

ところが、友奈だけは回復せず、植物人間状態になってしまいます。毎日みんなで友奈に語りかけ続けるも全く反応が無く、ある日東郷さんは耐えられなくなり号泣。すると、ここで友奈が東郷さんの方を振り向き、「聴こえてたよ、東郷さんの声。みんなの声。」「ただいま」と涙を流しながら笑顔を見せます。

こうして5人とも回復。最後は第1話と同じように勇者部みんなで演劇をやることができました。

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(C)Project2H

・・・と、ハッピーエンドになったわけですが、ラストの演劇の中で一瞬友奈がふらつくという意味深な描写があります。これについては各所で考察がなされています。友奈だけまた勇者となり、バーテックスと戦っていたことを示唆している、という説もあります。(公式の最終話あらすじに「結城友奈は勇者である」とだけ書いてあり、そういう意味だと深読みすることもできます)。

そしてもう一つ、ラストに「結城友奈の章」という、これまた意味深な文字。

これらのことから、勇者のエピソードはまだ他にもあり(既に鷲尾須美と乃木若葉の話が展開されているように)、それがアニメ続編として制作される可能性を提示した終わり方だったと言えそうです。

原作ストック
オリジナルアニメなので基本的に原作はありません。ただし、「勇者である」シリーズとしては「鷲尾須美は勇者である」と「乃木若葉は勇者である」のイラストノベルが連載されており、これらをアニメ化する可能性はあります。
ただ、このシリーズは様々な時系列・人物のエピソードを積み重ね、物語の世界を広げていく意図があるようです。ですので既存の作品に関係なく、新たな「○○は勇者である」として新アニメが制作されることもあり得そうです。

公式/関係者による情報

続編可能性 ★★★★
  • ニコニコ生放送の番組「勇者部活動生報告 第8回」で、新プロジェクトとして「勇者部五箇条」が発表され、5つの内2つが明かされました。

一、勇者部キャラクターソング制作決定
二、イラストノベル「乃木若葉は勇者である」の連載開始
三、四、五、大赦検閲済(=未公表)

この3~5のどれかに、いかにも「TVアニメ続編(新作)制作決定」が入りそうな感じです。

前作の基本情報

タイトル
結城友奈は勇者である

放映時期
2014年10~12月期(2014年秋アニメ)

公式WEBページ
http://yuyuyu.tv/

スタッフ
原作:Project 2H
企画原案:タカヒロ(みなとそふと)
監督:岸 誠二
シリーズ構成:上江洲誠
キャラクターデザイン原案
:BUNBUN
アニメーションキャラクターデザイン&総作画監督:酒井孝裕
コンセプトアート:D.K&JWWORKS
音楽:岡部啓一・MONACA

アニメーション制作:Studio五組
制作:結城友奈は勇者である製作委員会、MBS

キャスト
結城 友奈:照井春佳
東郷 美森:三森すずこ
犬吠埼 風:内山夕実
犬吠埼 樹:黒沢ともよ
三好 夏凜:長妻樹里

主題歌
オープニング:「ホシトハナ」
讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)

エンディング①:「Aurora Days」(第2~3話、第5~8話、第10~12話)
讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)

エンディング②:「祈りの歌」(第4話、第9話)
犬吠埼樹(黒沢ともよ)

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